某日、代表植木氏とS氏の職場を訪ねました。
S氏の職場は郊外の鉄工所。
そこにスピーカーJBL4430、ヤマハNS1000、ダイヤトーンDS77Zを並べ
気兼ねなく爆音を楽しんでおられる。
例会ではいつも低音が物足りないと不満を述べていたので、
それなら聴かせてもらおうじゃないか!
なかば道場破りの気持ちで押しかけたのでしたが、あっさり返り討ちに。
半端ない大音量、下手なホールやライブハウスよりでかい。
これ以上の爆音って経験したことがないです~
スピーカーってこんなに大きな音出せるんだ、驚き!
大音量で聴くことで、音源に入っている総てが見えてくる感じ。
ヤマハは情報量多いのですが、やや神経質、ダイヤトーンが値段のわりに健闘。
でもやっぱりJBLですね。伸び伸びとライブステージを表現。
このスピーカー、正直見くびっておりました。
この大音量にへこたれることない鳴りっぷり、脱帽です。
「大音量は正義!!」だと思いました。
低音の快楽ばかりでなく、大きな音の隙間から隠れた情報が聴こえてきます。
日本の一般住宅にあるほとんどのスピーカーは本当の実力を発揮しないままちんまりと鳴っているのでしょうねえ。
8畳間に3セットもスピーカー置き、嫁に怒られない様気を使いながら夜な夜な音楽を聴いている私から見れば、かなわぬ夢の空間です。
しかし大型システムの大音量による”拡大鏡”的表現だけがオーディオではありません。
負け惜しみじゃないです。
所詮、”幻”を追い求める趣味ですから色んなやり方があるはずです。
”常識的”な音量でも、充分音楽のダイナミズムを感じ、”拡大”できずともきちっと”焦点”のあった表現を探求することは可能だと思います。と言うか、それしか道が無い・・・
でかいスピーカーでデカイ音を鳴らす・・・
鳴らせるなら、やっぱこれが一番ですか・・・
また爆音浴びに行きたい!