札幌オーディオ同好会 第58回例会

10/20 らんぷうぇい
今回は関井師よりWRAPPING SOUND SYSTEM NS-8、をベースにしたシステムです。
NS-8 とEV社の400Wアンプ内蔵サブウーファ SB120a、QSC社のパワーアンプRMX2450 450Wの組み合わせ。
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NSE社の八角形方スピーカーNS8。
八角形の箱にフルレンジユニット(10cm?)を8個配した無指向型。
天井に付けて大きな部屋で使われることが多いみたい。
私の通うフィットネスジムにも設置されている。
ジムで聞いた限りでは、小口径ユニットだけど大音量使用にも耐えてはいるが、
やはり低音は窮屈で分解能もいまひとつうるさい印象。
(エアロビ向けの打ち込み系の電子音楽の圧縮音源なので・・・)

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重低音は補うため
EV社の400Wアンプ内蔵サブウーファ SB120aを追加。

業務用大パワーアンプ QSC社のRMX2450 450Wで駆動。

この日は遅参した私、着いた時にはセッティングがまとまり、バランスの良い音でピアノソロが流れていました。
音場が広いけど、きちっと定位する、ピアノは骨太だけど細部まで聞こえる・・・
バカでかいフルレンジスピーカーとでも言う感じ?

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ここに至るまでのセッティングは定位が決まらない、部屋の付属物と共鳴する等大変だったらしい。
スピーカーの高さ調整、部屋の共振留め、ツィーター(植木氏のハイルドライバー)の追加等で追い込んでいったみたい。
元々大きな広間の天井に埋め込んで真価を発揮する設計なので、スタンド設置は難しいのでしょうか。

クラシックのピアノソロで音決めしていったので、小編成のアコースティックものやボーカルものは上手く鳴っている。
不興を覚悟で私持ち込みのフリー系サックス、クリス・ピッツィオコス「PROTEAN REALITY」をかける。サックスは生々しいけど、ノイジーで即撤収。
もう1枚、植野隆司「Tea In The Guitara」これは茶畑をうろつきながらギター即興演奏したもの。
これもあまり賛同は得られず、音質評する前に撤収。
(じっくり聴くと風景が浮かんでくるのですが・・)
最後にダニー・ハサウェイの「These Songs for You Live 」をかけてみた。
これには文句はいわせねえよ~
でもベース、バスドラがスカスカ・・・
声の帯域を遠くまで響かせるのが得意なスピーカーなんでしょうか。

私が出席者の不興を覚悟で、尖がった系かけるのは、単純に自分が好きだからというのが先ずありますが、常に何か違うことを探求し続けるのがジャズという音楽だと思っていますので、色んなものかけて(自分を含めた)オジジ達に刺激を与えたいからなのです。
今は耳障りでもやがてドルフィーやオーネットのように聞ける日が来るかも。
(と勝手に思い込んでます。でないとダイアナ・クラールなんかばかりになってしまうので・・)