第40回例会

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3月17日 らんぷうぇい

今回は盛り沢山!

まず植木氏の自作スピーカー(VICTOR 15cm)、スパーツィーターを載せて登場。
確かに高域は伸びたけど少し耳障り・・だけどアンプの違いははっきり出すあたりはさすが。

ラックス38FD MKⅡのレストアモデル。
これは私(櫻田)が不調なこともあり売却を企み、植木氏に整備をお願いしたもの。
しかし何を考えたのか植木氏は消耗部品、コンデンサー。ボリュームさらに内部配線の全面的交換というえらい手間をかけ新品より良い状態にリビルトしてしまった。(これじゃ、手放せないでないの!)
当会の標準アンプ(植木製管球プリアンプ、金田式パワーアンプ)と比較。

38FDの低音に締りがないとF師匠からご指摘があったが、オーナーとしてはこんなに豊かに鳴るのならそれも良しという思いも・・
(ピアノが若干濁った部分があったので要調整。)

試聴の結果、38FDのプリと金田式パワーの組合せが一番ということに。

ここで翌日のイベントのために準備されていたM氏のスピーカーYAMAHA NS1000が急遽登場。
一世を風靡したスピーカーであるが、私はまともに鳴っているのを聞いたことがありません。

上記のアンプで鳴らしたところ、締りの良い低音にはっきりくっきりした情報量の多い中高音が。
これはモノが違う、恐るべしメイドインジャパン!

聞き慣れたビル・エバンスの枯葉におけるモチアンのシンバルが鮮烈!
安らぐ音ではないけど、これだけ鮮明だと気持ちが良いです。
(物欲が芽生えかけるが、我が家では無理・・自重)

ランプウエイの山田さんのレコード清掃実験~水洗い前と水洗い後の比較実験。
スクラッチノイズだらけのLPレコードを中性洗剤で洗浄し、ドライヤーの風圧で水をとばし、マイクロファイバーで拭き取った前後の比較。
確かに洗った後はスクラッチノイズばかりでなく、音色も清らか、効果はあるようです。
エタノールで洗ったもの披露されたが、樹脂を侵すので止めた方がいいという指摘も。
水道水だと塩素が残るの最後は蒸留水ですすいだ方がという意見も。
今後もいろいろ試しみるそうです。

 

第39回例会

もう来週第40回を控えて慌てて投稿です。
(次回は3月18日 らんぷうぇい 18:30頃から)

今回は主催U氏の新作スピーカーの改良版と私の管球パワーアンプ(ラックス KMQ60)。
新作スピーカーはビクターSX3の箱を利用し、
15cmウーハー(ビクターLE10016-028A 4Ω)
ドームツィーター(オンキヨTW3164A,5.5Ω ミニコンポの安物らしい・・)
をはめ込んだもの。
高域の冴えはいまひとつだけど、刺激的な嫌な感じなくどんなジャンルでもこなす。
先月は私のJBL4312Bとの比較試聴になったが、正直JBLの分が悪かった。

今回はよりバランスが向上しており、本体はひとまずOKということで、
Mスタジオの猛者お二人がセッティングをあれこれ。

会場は鏡面やスピーカー背後にアクリル板があったりで、”響き”を調整するのがなかなか難しい。
スピーカーユニット周りに紙ナプキン(?)を貼ったり、箱下にフェルトを入れたり、しまいにはスピーカーボックスにコートを着せるという奇策まで。
傍から見ればアホですが、私の耳でもがわかる位音が変わります。
セッティングで追い込むと、たいしたことない機器でもその部屋でベストの鳴り方をしだすので、結果的に侮れないものになることは、既に経験済みですが、毎回このお二人には驚かされます。
(反面変動要素が有り過ぎて、めんどくさくなるのは・・私だけか?)

管球パワーアンプ(ラックス KMQ60)は不調だったものをU氏がメンテし、新品より良い音(?)にしたもの。
金田式アンプと比べても優劣ではなく味わいの違いレベル(ボーカルものはこっちかな)になっておりました。
一瞬手放すのが惜しくなったけど、どこかの良いオジサンに存分に可愛がってもらえれば・・
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