第4回、自作真空管アンプと自作のスピーカーによる試聴会の結果

昨年の十二月に1回目の試聴会を行ってから3ヶ月、今回で4回目となる試聴会は、いつものように「東区北六条東3丁目(東2丁目 南向き一方通行側)のLampWay」で行われました。

開催 3月15日(金曜日)LampWay で 18:30分~ スタート

今回のスタートは、少し遅れてのスタートとなりました。なぜならば、一緒に参加予定のOKさんに頼まれた今日発表予定のジェンセン30cmスピーカー用のツィーター用のネットワーク回路の配線をしていた為なのです。

6:30からスタートの予定でしたが、配線を終らせて自宅を出発したのは6:30を少し過ぎた時刻でした。『すみませんでした』

会場へ到着しましたのは、7:15分頃。

早速スピーカー等の配線を始め、出来上がったのはそれから少し過ぎた辺りです。

今回の特集気企画は、
1,真空管アンプとトランジスタデジタルアンプの音質比較。
2,12月と2月に発表したスピーカの音質調整が終りました。
3,30cmjensenスピーカーの試聴、 驚きのjensenサウンド
の3つです。

1、真空管アンプとトランジスタデジタルアンプの音質比較。

この実験のポイントは、PCのUSBポートに接続したDACのアナログ出力をそれぞれのアンプの入力にし、音質を比較しました。

主な比較は、「 ①真空管メインアンプ - スピーカー 」、「 ②真空管プリアンプ - デジタルアンプ - スピーカー 」、「 ③デジタルアンプ - スピーカー 」の3通りです。

中低音のパワフルさは、他の①②と比較して圧倒的に③が勝っているが、トランジスタ特有の音の硬さが目立っている。

①は、②③と比較すると、全体的に「キンキン」と高音が強くなっているように聞こえる。しかし、音の柔らかさは圧倒的に①が勝っている。

②は、音の柔らかさ、音のパワフルさ、供に中間的に音質。

・・・・・・ が集まっていただきました方々の意見内容でした。

真空管プリアンプ

真空管プリアンプ

デジタルアンプ

デジタルアンプ

真空管アンプ

真空管アンプ

 

2、12月と2月に発表したスピーカの音質調整が終りました。

①、12月発表のスピーカーは、当時リサイクルショップで調達したもので型番は「Victer JS-55」です。このスピーカーのスコーカーを、jensenの20cmスピーカーに交換しています。当時はその出来栄えに満足していたのですが、1月、2月の試聴会に発表したスピーカーの方が音質が良いのです。今回は、このスピーカーの音域を広くし、中の吸音材を調整し、程よく音が前面に出てくるようにしたもの。集まった皆様には、「バランスが一番良く聞き易い」の評価をいただきました。

12月製作のスピーカー

12月製作のスピーカー

②、2月発表のスピーカーは、6インチ(15cm)の2Wayスピーカーのツィータをはずして、pionerのホーンツィーターを使用。2月発表の時には、「ピアノの再生に最適」の評価を頂いているが音が前に出てなかった。箱の中の吸音材と電子回路の値を変更して楽器の音を前に出て聞こえるように改善したもの。

上の小さなスピーカー

上の小さなスピーカー

 

3、30cm jensenスピーカーの試聴、 驚きのjensenサウンド

③、30cmのjensenスピーカーは、1W程度のパワーでもうるさいくらいなってくれる。また、30cmの大きいスピーカーには似合わない程のスッキリした力強い中高音を出してくれる。底知れないパワーの一端を覗かせてくれる逸品。今回の音は荒削りの音に仕上がっていましたが、音質調整が完了した音を早く聞いてみたいものです。 と言うのが、参加者の感想でした。

jensenの30cmスピーカーの迫力

jensenの30cmスピーカーの迫力

4、各スピーカーの評価をいただきました。

             SD氏    NT氏    KD氏    HT氏    SK氏
①、スピーカー     95点    95点    3万円    70点    9.5点

②、スピーカー     90点    90点    2万円    60点    8点

③、スピーカー     85点    85点    6万円    30点    4~10点

①②は現時点で出来上がりの評価でした。 ③は期待感が大きく仕上がりが楽しみという方が多い

5、編集後記

今回の参加者は7人で、前回の13人に比べると若干少なめではありましたが、皆さんで楽しい時間を過ごさせていただきました。皆さん参加を頂きまして有難う御座います。 会場「LampWay」をご提供いただきましたオーナーの「山田様」有難う御座いました。

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今回も有難う御座いました。

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会場の提供 LampWayさんへはこちら → http://lampway.web.fc2.com/link.html

次回の「第5回自作jensen(ジェンセン)スピーカーと真空管アンプの試聴会」は4月の第3金曜日4月19日です。

プリアンプの製作 続きの続き

2、配線を始めます。 続きから

次は、少し小さな部品(抵抗等)を配線して半田付けします。

先に入力から配線

先に入力から配線

次に途中の配線

コンデンサーも付けました

コンデンサーも付けました

3、大体完成ですが・・・

問題が発生しました。 結線して音を出すと「ブーー」という大きくてうるさい音がするのです。原因は、ボリュームに使っている可変抵抗でした。

回すと音が出たり出なかったり、接触不良なんです。

ほぼ完成

ほぼ完成

翌日、部品を交換して完成です。

完成しました。

完成しました。

 

 

 

プリアンプの製作 続き

1、部品の取り付けは完了します
前回もお話ししましたように、背丈の低い部品・重量の軽い部品から取付け始め、背丈の高い部品・重量の重たい部品の順番に取り付けます。

②、真空管のソケット、入力・出力のRCAピンジャック、電源スイッチ、電源ジャック、ボリューム、電源トランスの順番に取り付ける。

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シャーシー内側

 

シャーシー外側

シャーシー外側

2、配線をはじめます。
初めは、電源とランス回りの配線をします。次に背の低いヒーター配線。予め取り付けてあった電解コンデンサー等の順番に、これも部品を取り付ける順番と同じように、低い方からー高い方(立体的)の順番に配線をしていきます。

先ずは電源配線、低い配線の順番に

先ずは電源配線、低い配線の順番に

 

プリアンプの製作にかかります

1、旧ソ連製の「6N1」真空管を使ったアンプを落札

3月1日にYahoo オークションで落札したプリアンプが到着しましたので、早速製作に取り掛かる事にしました。

この真空管「6N1」は、今使っている旧ソビエト真空管「6p3p」のアンプに使っている音質の良いものです。

この真空管(6n1)を取り替えるとより原音に

プリアンプはこの真空管「6N1」を2本使っている

2、出来上がるとこんな感じになる

6N1プリアンプ0303

3、部品はたくさん

6N1プリアンプ0103 6N1プリアンプ0102 6N1プリアンプ01016N1プリアンプ02

4、部品の取り付け

背丈の低い部品から順番に取り付ける。

①、シャーシの両サイドの木を取り付ける。

②、真空管のソケット、入力・出力のRCAピンジャック、電源スイッチ、電源ジャック、ボリューム、電源トランスの順番に取り付ける。

 

続きは、次回・・・・・

第4回、自作真空管アンプと自作のスピーカーによる試聴会へのお誘い

■日程 3月15日(金曜日)18時30分から2~3時間

■場所 LampWay(ランプウエイTEL011-721-1003
東区北六条東3丁目(東2丁目 南向き一方通行側)
駐車場は卸売りセンター東側 コイン駐車場有
時間帯によっては無料駐車できます。植木まで。

特別な手を施した真空管アンプは生き生きとした音を作ります。
出来上がった手作りスピーカーは地をはうような重低音、前に出てくるボーカル、目の前で弾いているようなピアノの響きを体験できます。
お気に入りのCDをお持ちください。

■特別企画
1,真空管アンプとトランジスタデジタルアンプの音質比較

写真下の3,000円デジタルアンプ+真空管プリアンプの
音質の比較をします。どちらに軍配が上がるか楽しみです。

デジタルアンプ 真空管アンプ
2,12月と2月に発表したスピーカの音質調整が終りました。

1月末に完成したスピーカーで6インチ(15cm)の2ウェイのユニットのツィータをはずし、pioneerのホーンツィータを使用。音質の調整も終わり。高音の繊細さと中低音バランスの良い音を楽しんでください。

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重量は22kg。12月と1月にお聞かせした音質より更に臨場感あふれる3ウェイならではの音をお楽しみください・・・

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 3,30cmjensenスピーカーの試聴、 驚きのjensenサウンド

友人の沖原氏の作品です。jensen 30cm の迫力と繊細な高音をお楽しみください。

このブログをご覧の方で参加されたい方は、コメントを書いてください。

会場のLamp Way は こちら http://lampway.web.fc2.com/